「ビーズ」は「ビーズアクセサリー」のほか、靴・洋服・帽子などあらゆるファッションシーンに登場し、更には「マスコット」や、オリジナルの絵柄をつくるような玩具に至るまで、幅広い年齢層の間で楽しまれています。
「手芸」や「ファッション」のイメージが強いビーズですが、歴史は古く、様々な種類が存在します。
そして、世界各国に「ビーズ」は存在し、共通の使われ方や楽しみ方も存在します。
本サイトでは、広い意味での様々な「ビーズ」を取り上げてみました。
装飾や手芸などに用いる穴の開いた小さな玉。数珠玉(じゅずだま)、南京玉(なんきんだま)ともいわれます。
ガラス製のものはとんぼ玉と呼ばれるものもあります。
奴隷貿易の際に貿易品としてアフリカに渡ったビーズは「トレードビーズ」と呼ばれます。
アンティークビーズ、ビンテージビーズと呼ばれるものは、1900年代初頭までに作られたビーズのことを指し、ガラスの加工技術が現在と異なり、独特の風合いがあるといわれています。
同じ時期、プラスチック(ルーサイト)の加工技術が確立されたため、プラスチックビーズが大量に生産された時期にも当たるそうです。
21世紀に入ってからの流行の推移としては、スワロフスキー全盛期を経て、現在はビンテージビーズなどのヨーロッパのビーズや天然石ビーズが、現代の工業生産されたものと違いひと粒ずつが個性を持っているとして人気を集めています。
更に、子供にも楽しめる、「アイロンビーズ」や「ポリマークレイビーズ」などもビーズの一種といえるでしょう。
このように、ビーズは子供から大人まで楽しめる「手作り素材」の要素が濃いのですが、本来はロザリオに使用される数珠玉を指したそうです。
そしてロザリオだけでなく「祈りの用具」として数珠状のものがもちいられるのは「仏教」「キリスト教」「イスラム教」全てに見られます。
仏教では「数珠」キリスト教では「ロザリオ」や「コンボスキニオン」など、イスラム教には「ミスバハ」といわれるものもあります。
「ビーズ」には「祈りの用具」という一面も隠されているのかもしれません。
数珠(じゅず、ずず)は穴が貫通した多くの珠に糸の束を通し輪にした法具。
仏を念ずる時に用いる珠との意味から「念珠」(ねんじゅ)とも呼ばれる。
字の前後を入れ替えて「珠数」と書く場合もある。
梵名はアクシャ・マーラーといい、アクシャとは物をまっすぐ貫くものの意味で、梵語では車軸や心棒などもこう呼ぶそうです。
マーラーとは物を糸で繋いで連ねたものを指す言葉だそうです。
念仏の際に音を立てて揉んだり、真言・念仏の回数を数えるのに珠を爪繰(つまぐ)る目的などで用いられるものですが、これは宗派などによって、異なります。
起源には諸説ありますが、古代インドのバラモン教で用いられていた道具を原型とされ、それが、釈尊により用いられ、後に中国に伝わり、仏教伝来とともに飛鳥時代には日本に伝わったといわれているそうです。